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9.あの時がそうだったのか、、な?

それは、ジュリアスーパーの故障が原因でした。
たぶんオレ様が23歳とか24歳とかで、恐ろしく血の気が多い時期でした。
当然その頃オレ様は普通の会社員で、車屋さんではありませんでした。


何度修理を依頼してもエンジンの調子が上がらず、
ついにはジュリアスーパーが嫌になって来ていました。
その頃は、大阪でアルファロメオにすれ違う事すら殆ど無かった時代です。
別にアルファロメオでなくても、もっと楽しい車があるに違いないと、
そこまで思って、他の車に乗り換える気になってました。

箕面の山に上がり、このジュリアスーパーを崖から落とし、
ドンガラガッシャーン!、ボカーン!、バリバリバリー!、、、
みたいに爆発させてやれば、どんなにスッキリする事だろうと思ってました。(笑)
当時会社で乗っていた看板車(カローラのバンだったか)の調子が良く、
ウサ晴らしに箕面に上がり、溜まったストレスを発散させておりました。
しかし怒りは頂点に達し、看板車で箕面を駆け下り
そのままワー○ドモーター箕面まで行きました。

オレ「相変わらず調子悪いんやんけ。オレのクルマやぁ。早よ治してぇやぁ。」
メカ 「ロメオはそんなモンじゃて、オマエは細か過ぎるんじゃ。」
オレ「ほな何でオレのツレのケンメリは、フルチューンやのに調子エエねんな。」
メカ 「オマエのはカムとかキャブとか替えとるじゃろーが。」
オレ「せやしツレのも替えてるがな!、オッサンがアカンのんとちゃうんか。」
メカ 「何を言うとるんじゃ!、ワシのどこが悪いんじゃ!、ちゃんとやっとるがな!」
オレ「ほな何で調子悪いねんな。音悪いし全然キレイに回らへんがな。」
メカ 「オマエのはエンジン開けてみなアカンのじゃ。オーバーホールせなアカンのじゃ」
オレ「何で早よそれ言わへんねん!、で、ゼニはなんぼ掛かるんよ。」
メカ 「そんなん、開けてみな分からんじゃろーが。」


これじゃ話にならんと思ったオレは、事務所に入って行き、社長達に説教し始めた。
オレは車のエンジンの事は全く分からんが、O/Hが必要だとは素直に信じられなかった。
絶対エンジンは悪くない。キャブとかタイミングとか、つまらん部品がダメなだけだ。
カムを替えてからの調子が悪すぎるし、キャブ替えてもっと悪くなった。
お金掛ければ掛ける程、メチャメチャな調子になって来てる。

オレ「とにかく、徹底的に治してもらうからな。覚悟しときや。」
社長「おおおお、厳しいのぉ〜、、、ホホホ、、、」
オレ「直るまで全員帰らせへんからな。逃げるなよ。」
社長「お金掛けんと直そうとすんな。エンジンが悪いんやろ。きっと。」
オレ「それはその日にハッキリするやろ。絶対すぐに直るハズやけどな。」
社長「オマエは厳しいヤツやのぉ、、ホホホ、、ワシ、怖いわ。」
オレ「金掛かるんやったら金掛かるで、ちゃんと払うし直してもらうで。」


ここまで徹底的に言わなければ、このオッサン達には通じない。
以前からそう感じていたオレは、この期とばかりにオッサン達を攻撃した。(笑)
ロメオは悪くない、このオッサン達が悪いのだ!
折角大好きになった車と、こんなオッサン達のお陰でお別れするなんて、、、
そんな思いで一杯でした。


そして、修理当日。

予想通り、社長の姿は無く(爆)、専務も忙しいとか言って逃げて行った。(笑)
他の人も、「もうエエカゲンにして帰りや〜。ほなお先〜♪」と帰って行った。
オレの車は、キャブ、デスビ、電ポン、リレーと点検を終え、調整も終え、
残すはバルブタイミングのみとなっていた。

結局オレ様の担当メカの酒井のオッサンとオレだけが残り、
オレが電気を照らしたり、工具を取って来たり、、オイルで汚した部分を拭いたり、
色々やってみて、ようやくエンジンを掛ける時が来た。。。

酒井「ホレ!、調子良うなったやろーが!!」
オレ「めちゃエエがな!、ちょっと乗って来てええか!」

試乗した時、この車ってこんなに速かったんか!と正直驚いた。
もう最高に気分がイイ!、やっぱ乗り換えんでヨカッタ!!
下も上も調子がイイ!、、もう最高やんけーーー!!

と感動しながら店に帰ると、酒井のオッサンが「どーだ!マイッタか!」
とばかりに仁王立ちして待っていた。

酒井「最高じゃろーが!、ワシが本気出したらこんなモンじゃ!」
オレ「イヤ、もう最高やったわ。早よ乗っといで、最高やし!」
酒井「乗らんでも分かるんじゃ、最高じゃろーが!」
オレ「良かったわ。。やっと直ったわ。。ほんまありがとう、酒井さん!・・・ん?」


ちょっと待て、良く考えたらここまで感謝せんでも・・・、、
まぁ、めでたいからエエか!(笑)




あれから何年も経った今、ふと思い返す。
あの事件が無かったら、あの時オレがキレ無かったとしたら、
きっとオレはロメオを売り飛ばし、他の車に乗り換えていただろう。
そして当然、ここ(ヴェルディ)にはいないだろうと。

ハッキリ言って良かったのか悪かったのかは分からないが、
あの時、我慢して何も言わず終いだったら、今、ロメオには乗っていない。
もしかして、あの瞬間、僕の人生が決まってしまったのかも知れない。


メカの酒井さんとも、その後はすごく親密になり、
何でも言い合える仲になっていった。
今まではお互い遠慮して言えなかった事も、平気で言い合えた。
その事件の1年後、僕はその店(ワー○ドモーター箕面)に勤め出す事になる。


車が本当に好きならば、やはり絶好調で乗っていたい。
誰も我慢して乗りたい人はいないはずです。
僕等が「この車はこんなモンやて」と万が一言った場合、
僕が以前したように、徹底的に抵抗して下さいね。(笑)

今はショップが沢山あります。
でもショップを変えても解決したとは言えません。
ある店で言えない事は、どの店でも言えません。

変える場合は人として変わる必要もあります。
でも1番良いのは、正直に素直に言う事だと思います。
そうした方が、あなたにとってもロメオにとっても、1番良い解決法だと思います。

 
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