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1.ヤンキーからサーファーへ!!


免許は、何度取っても「取り消し」になる、、、
自分は、運転には不向きなのではないか、、、
車を買っても、すぐに飽きるし、ローンは残るし、、、

でも、早い車を見たら、すぐに欲しくなってしまう、、、
今度はツレの3リッターフル改造した「JAPAN」を買うつもりだった。
もしかしたら、早い車に乗ってるから違反が多いのか、、、
もし、そうだったら、1度遅い車に乗ってみよう、、、

「遅い」、、、と言えば、友達が乗ってるフォルクスワーゲンビートルが遅いらしい、、、
アイツにビートルを売ってもらって、乗ろう!、、、かな、、、

アカンアカン!!、軟弱すぎる!!、何でこのオレ様がビートルやねん!!、、、
峠も高速も行かれへんし、、でも、この際サーファーにでもなったろかな、、、
スポーツ・タカハシ行って、「オレンジ・ギャル」の服でも買おか、、、
車にサーフボードなんか積んだりして、、、あはははははは…、、、
今以上にモテてモテて困るやろなぁ〜、、、どぉ〜しよぉ〜かなぁ〜♪、、、
髪の毛のばして、ブリーチして、タバコはガラムでも吸って、、、ん?、、、

ゲッ!、自分で想像しただけで変やで!!、、、似合わんで!!、、、
それに、ヤンキー上がりのサーファーはタチ悪いて評判やし。
そんな軟弱なヤツと同類項と思われたらケッタクソ悪い。
そんな事は、女にモテないヤツらがするモンや。
やっぱ硬派なオレ様には、ビートルは似合わない!!、、、と思う、、、
ほんなら、何買うたらエエねん?!?、、、

ゼニは無いけど、車は欲しいし、、、
でも、このままバイクに乗ってたら、また「無免許」で捕まるかも知れんし、、、
今回取った2回目の「普通免許」は、大事にしなければイケナイのだ!!、、、


と言う訳で、、、(^^;;
仕方なく、ビートルの持ち主である友人宅を訪ねる事になる。
オレが勤めてる会社の先輩で、一緒に良く営業に回ってたヤツだった。
この話は1983年11月。今からかなり昔の話である。

行ってみると、今思えば「VW Beetle 1200LE」の黄色の車と初めて対面した。
そいつは、車を大事にするヤツでは無かったので、その車は、
非常に汚く、やつれ、ドロドロで、荷物だらけで、車検が切れていた。(笑)
(でも、彼は平気で乗っていた。)


彼曰く、「オマエやから8万円で売ったるわ。感謝しぃ〜や。」と言う事だった。
でも、当時のオレ様にはその8万が無かった…。
車のローン、オーディオのローンなどで、1ヶ月の返済額が30万近くあったからだ。
当時のオレ様の月給は、手取りで35万円ほどあったが、生活はギリギリだった。
今後2度と借金をしないと決めていたので、その場は帰る事にした。
1ヶ月間、夜のバイトもして働き、やっとの思いで8万を貯め、ヤツに電話を入れた。
すると帰って来た言葉は、、、


「あれな〜、喫茶店のマスターの車と交換してん♪、今度もカッチョエェ車やで〜!」

オレ様は当然キレた。

「オレが買うて言うてたやろ!!、何でもエエからその車8万で売れや!!」

ヤツは言う…

「イヤやも〜ん♪、だって、カッチョエェんやも〜ん♪」


かなり粘ったが、結局彼はその車を売ってくれなかった…。



オレ様の怨念が通じたのか、2週間程でヤツから電話が掛かってきた。
聞くと、その車がオカマされて潰れたと言う事だ。

ふははははは〜!!
仁徳御陵の松の木に「わら人形」をくっつけて、白い鉢巻して、ローソク付けて
五寸釘を打ち込みに行って、そいつがドツボ踏む様に毎日お祈りしてたから、、、
ほんでツボ踏みよったんや!、と直感した。(ウソ)


「オカマされてもてやぁ〜、ホンマ最悪やわー…。」
「せやけどな、相手が100%悪いから、修理代は全部保険で出るねん。」
「絶対ボッタクったんねん!、あのオッサン!!」
「せやし、オマエにあの車、やるわ、、、ただし現状でやで!!」
「10万ぐらいで直るらしいし、この間15万のコンポ付けたとこやし、得やで!」
「ラッキーやろ!!、奉仕やで!、オレに感謝せなアカンで!!」

と、ソイツは言った。

訳がわからんまま、その「未知なる車」は、オレの物になった、、、。
一体どんな車なのだろう、、、どうせボロやろうけど、、、
何の車なのか気になったが、楽しみに取っておく事にした。
「まあ、ボロかったら、誰かにコンポを10万で売ったらエエわ…」と思っていた。


今は無いスカイラインとセリカとオーディオのローンを払いながら、
果たして乗っていけるのだろうか…。
それに、あと2万追加になってもたし、、、
いつもながらの自分の「無計画さ」に、自分で呆れていた…。


オレ様、20歳になったばかりの冬だった、、、


 
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