Blog

User

Event

TEL:
072-727-3800

E-mail:
info@verdy.com

 


「ショック交換」

 そろそろ冬も本番。でも、せっかくオープンカーを買ったのだからと、寒くてもやせ我慢してオープンのまま乗り続ける。街中ではたいしてスピードも出ないので、しっかり防寒装備をととのえ、靴が溶けるんじゃないかというぐらいの熱風を出すヒーターをつけていれば、それほど寒い思いをすることもない。ただ正月に祖母の家に行くのに、オープンのまま小雪のちらつく夜の名神を2時間走った時は、さすがに死ぬかと思った。でも、そうそう悪いことばかりでもない。初詣帰りの振り袖を着た女の子を横に乗せてミナミまで行くと、思いっきりみんなに注目された。予想以上に目立ってしまって恥ずかしかったので、お茶する予定がそのままミナミを素通りしてしまったけど。

 ある日、インターネットで知り合った友人が、パーツを個人輸入するので一緒に何か買わないかと持ちかけてきた。ボーナスもまだ残っているし、とりあえずほとんど仕事をしていないショックと、ひび割れて虎の子模様になっているブレーキホースを中心に、パーツをオーダーすることにした。今回の発注先はドイツのRH Hertienneという、105系アルファ専門のパーツ屋さん。パーツの個人輸入は経験がないので、今回はとりあえず言い出しっぺの友人にもろもろの交渉、手続きなどをお願いした。ショックは、KONIにしようかBilsteinにしようか迷ったけど、なんとなくBilsteinの方がイメージが良かったのと、ヴェルディでも進められたので、あまり深く考えずにBilsteinにしてみた。(また機会があればKONIもつけてみて、違いをレポートしたい。)

 パーツは届いたけど、取り付けはどうしよう。ヴェルディに頼むのが一番確実だろうけど、ちょっと財布が寂しい。前出のベレG屋に連絡してみると、「最近暇やけど、足周りはやる気がせん。ただし自分でやるなら工具と場所はかしたんで。」との暖かいお言葉。ショック交換は見たことはあるけど、実際に自分でやったことはない。ちょっと不安だけど、よく考えてみれば自分の車なのに、あのリヤサス周りのややこしい構造はいまいち理解できてない。この際、いろいろ自分の目で確かめてみるのも良いかも、とショック交換に挑戦することを決意する。

 フロントはともかくとして、大変だったのはリヤ。ジュリアのリヤショックは、上方の取り付け部分である帽子みたいなパーツと一緒に、上に引き抜いて交換するんだけど、そんなこと知らないもんだから、一生懸命縮めて下から抜いた。抜くのは簡単に抜けたけど、今度は入れるのが大変。縮めたショックが伸びないように針金でグルグル巻きにして、スプリングコンプレッサーでバネを縮めて、さらにバールでこじりながら、なんとかかんとか入れることが出来、あとはボルトを締めるだけ。下側のナットを締め、上側も左は完了してあとは右側のナットを締めるだけ、というところで悲劇は起きた。正しい手順を踏んでないもんだから、力の入り方が変だったのか、ムニョっという非常にいやーな手応えがあった。「げ?ナメたかな?」と思ったけど、事態はもっと深刻だった。なんと、ショックと一体成型になっているボルトの方がねじ切れてしまったのである。ナットはまだまだ締まりきっていないというのにだ。しかたなく、ナゼかベレG屋の倉庫に眠っていたほとんど未使用のアルファ用のリヤショックを再度取り付けし(非常に疲れた)、今回はそれで良いことにした。

 確かに、ショック取り付けの手順はおかしかったかもしれないけど、ショックを入れるときもそんな弱そうな所に無茶な力が加わることはしていないし、第一ショックにかかる荷重をささえるべき部分が人間の手でねじ切れちゃあマズイだろ。品質不良なんちゃう?ということで、クレームを出すことにした。RH Hertienneはクレームにも迅速に対応してくれ、ショックが破壊された様子を解説した稚拙な英語と折れたショックの写真をファックスしただけで、すぐに新品のショックを1本送ってくれた(もちろん費用も先方持ち)。Thank you, Mr. Stefan Otto !!

Back  Index  Next